風のささやき
風のささやき
というシャンソンを川島豊さんはフランス語で唄うので
今まで意味や内容はわからないながらも、音律や言葉の響きが好きで聴いていましたが
この夜はなんだか急に
脳裏に家を出た息子が浮かび
鮮明な姿で、
自転車に乗っていたり、
浜に座って寄せ返す波を見ていたり、
駅で電車を待っていたり。
まるで映画の中のエキストラのように日常の断片を、観ている私に気づく事なく淡々と過ごす姿が浮かび上がり
どうしたんだろう。
もう長い事会っていないのに
別に心配なこともないのに
不思議で、
歌詞の翻訳を見たら
別れたひとを今も
風の音に、砂に消えた足跡に
泉の水の波紋に、太陽を追うひまわりに
枯葉の色に空に黄昏に
見つけてしまうのは
お前が心の風車を回しているからだ。
そんな内容で
ああ、意識していない心の奥底を、なにも知らないのに引きずりだして、ほらとテーブルに広げられたような
自分の事なのに自分でも驚く出来事でした。
私に共鳴して私に幻想を見せたのは
歌い手の力か歌の力か。。
最近仲良しのIさん。
最新スマホを繰って写メを撮ってくれます。
それがとっても綺麗なんです
すごいなぁ。
2018-01-31 08:48